2019年4月から特定技能1号外国人の受け入れが始まりました。
特定技能1号で外国人が入国するためには
①特定技能評価試験&日本語検定試験N4以上に合格
or
②技能実習2号を良好に修了している者
いずれかに該当する人でなければなりません。
今回は①の「特定技能評価試験」がどこで実施されるものなのかについて書かせて頂きます。
特定技能評価試験は国内&海外で少なくとも年2回程度実施予定
このうち、特定技能評価試験の海外実施予定国は現在のところ9か国(拡大予定あり)
ベトナム
中国
フィリピン
インドネシア
タイ
ミャンマー
カンボジア
ネパール
モンゴル
では、もう上記9か国で試験が行われているのか?というとそうではありません。
政府は、悪質ブローカ―排除のため、国家間で2国間協定を結ばなければ、技能評価試験を実施できないこととしており、2019年5月2日現在、この2国間協定【在留資格「特定技能」に係る協力覚書(MOC)】を結んでいるのは
フィリピン
カンボジア
ネパール
ミャンマー
モンゴル
の5か国です。(2019年5月時点)
最も早かったフィリピン国内では既にいくつかの業種の技能評価試験が実施されており、他の国に関しても順次特定技能の技能評価試験が実施される予定です。
以上から分かるように、現在、特定技能で入ってこれる人たちは、ほとんど技能実習2号修了者です。
試験合格でのルートが本格的に開かれるよう、法務省、外務省の方々には頑張ってほしいですね!